スタッドレスタイヤは何年持つ?長持ちするメーカーと保管方法
スタッドレスタイヤって夏タイヤに比べてちょっとお値段が張るんですよね。出来る事なら長く使いたいと思うのですが、スタッドレスタイヤは大体何年くらい持つのでしょうか?また長持ちの度合いはメーカーに寄って違いはあるのか、長持ちさせる保管方法なども紹介します。
スタッドレスタイヤは何年持つ?
スタッドレスタイヤの寿命は一般的には3~4年と言われています。距離にして1万~1万5千kmくらいだそうです。環境や乗り方や保管方法に因って変わってくるので一概には言えませんが、3~4年を目安とされています。
スタッドレスタイヤの使用限度の目安は二つあります。
・経年劣化によりゴムが硬くなったりヒビが入る
これらのどちらかの症状があればスタッドレスの寿命と言っていいでしょう。
溝に付いてはプラットホームが出てきた時点で冬タイヤとしての使用は出来なくなります。プラットホームに付いてはこちら。
経年劣化に付いては、スタッドレスの使用状況に関わらず、年数が経過することに因ってタイヤのゴムが劣化する事が原因となります。
極端な話、新品のまま1度も履いていなくても何年も前のタイヤだとスタッドレスとしての効果を成さないという事もありえます。また、3年以内でも保管の仕方や運転の仕方に寄っても寿命は左右されますので、この限りでない事をご了承下さい。
劣化しているかどうかの見分け方としては、ゴムにヒビが入っているかどうかです。ゴムの硬さに付いては素人が触ってみても良く分からないので、タイヤ屋さんで計ってもらうのが確実です。
スタッドレスはゴムが凍結路面にも食い込むように、柔らかく出来ています。その為、経年劣化で硬くなったゴムは雪道では食いにくいので注意して下さい。タイヤが食うかどうかは、一度履いてみて雪道で走行してみるのもアリだとは思います。ダメだと思ったらすぐに交換してくださいね!
スタッドレスタイヤが長持ちするメーカーとは?
国産メーカーではダンロップがブリジストンやヨコハマに比べて若干長持ちするという評判です。
あくまで、周りの口コミなのですが、雪国でタイヤの減りよりも性能を重視するならば、ブリジストンかヨコハマが圧倒的に人気があります。
逆にあまり雪は降らないけれど、たまに降るくらいの地域では減りにくくて効き目もそこそこ良いダンロップの人気が高いです。メーカーさん自体もロングライフとして売り出しているので持ちが良いのも納得ですね。
長持ちするかどうかも気になりますが、性能も気になりますよね。実は国産タイヤは1年目であれば性能はどのメーカも殆ど変わらないそうです。差が出てくるのが2~3年目という事でした。
2~3年目も効き目を重視するならば、やはり先ほど紹介したBSかヨコハマがおすすめです。ただ、ヨコハマは効き目が持続する分、溝が減るのは早いという噂も!ただ、私はどちらも履いた事ありますが、それほど違いは分かりませんでした(*^_^*)
スタッドレスタイヤを長持ちさせる保管方法
スタッドレスタイヤを長持ちさせるには保管方法も大切です。夏は気温が高く紫外線も強いので、野ざらしをしてしまったらば、あっという間にゴムが劣化してしまいます。
スタットレスを長持ちさせる保管方法のポイントはこちら♪
- 水洗いで汚れを落とす
- しっかり乾かす
- 空気を半分くらい抜く
- 直射日光を避け風通しの良い涼しい場所におく
- ホイール無しなら縦積みする
- ホイール有りならどちらでも良いが、空気を抜いて横積みがおすすめ
- ビニール袋やカバーに入れる
タイヤワックスやタイヤクリーナーは艶が出て綺麗に見えますが、タイヤを劣化させたりする有害な影響を及ぼすものもあるので、使わないほうが良いですよ。
まとめ
いかがでしたか?スタッドレスの寿命は上手に保管して、丁寧に運転をすれば、冬の間(大体11月~4月)にフルに履いて3年くらい~という事でした。
因みに私は同じメーカーでも5年履いた事もありますし、1シーズンでダメにした事もあります(笑)
夏タイヤに比べてお高いスタッドレスタイヤなので、上手に履いて長持ちさせましょう!