冬道を運転する際の注意点と雪道を走る際のちょっとしたコツ
スポンサードリンク
冬の雪道の運転では、タイヤも勿論大切ですが、運転の仕方というものもとても大切になってきます。普段通りに運転していては危険が伴う事も多いのです。
冬道を走る前に心得て起きたい注意点と、雪の上を安全に走る為のちょっとした(でも大切な)コツを紹介したいと思います(*^_^*)
スポンサードリンク
冬道を運転する際の注意点
では、冬道を運転する際の注意点を紹介していきたいと思います。沢山あるのでちょっと長くなってしまうかも知れませんが、大切な事も多いですし知っておいて損は無いので最後までお付き合いいただけたらと思います(*^_^*)
準備するもの
スタッドレスタイヤを履く
これはもう必須です。例え数センチメートルでも雪が積もっている道路で夏用のノーマルタイヤを履いて走る事は自殺行為です。ちょっとの距離だから・・・とか思ってもそのちょっとで立ち往生します。本当に進みません。曲がりません。止まりません。
ちゃんと四輪に履いてくださいね!節約して駆動輪だけとかもやめましょう。タイヤ二本分節約したが為に車をぶつけて大出費となる方が嫌じゃないですか?
ちゃんと四輪に履いてくださいね!節約して駆動輪だけとかもやめましょう。タイヤ二本分節約したが為に車をぶつけて大出費となる方が嫌じゃないですか?
スノーブレード(冬用ワイパー)装着
必須ではないですし、夏用ワイパーでも乗れない事はありません。ただ、夏用ワイパーは雪がくっつくので、冬用ワイパーがあった方が安全にストレス無く運転出来ますよ。
スノーブラシ(雪かき棒)
車に積もった雪を払うのに使います。無ければ箒とかでも代用出来ますが、出発前に雪を払いましょう。ガラスの雪は勿論ですが、バックミラーや屋根の上の雪もお忘れなく。天井の雪は、ヒーターで車の中が温まるとちょっと溶けてきます。そのまま走ってブレーキを踏むと、上に積もった雪が一気にフロントガラスへと落ちてきて視界がふさがれます。ワイパーで払えるレベルならいいのですが、意外と少しの雪でもワイパーが利かなかったりしますので要注意です。
運転の仕方
前の車に近づきすぎない
何かあっても対処できるように車間距離は多めに開けておきます。でも開け過ぎると無理矢理割り込んでくる危ない車も居るので注意です。雪道はブレーキを踏んでも止まるまで普段よりも時間がかかりますので配慮しましょう。
スピードは控えめに
スピードが出る程、車の制御が難しくなります。
「急」が付く操作をしない
急発進・急ブレーキ・急ハンドルはご法度です。急発進してもタイヤが空転して前に進みません。急ブレーキは止まれません。急ハンドルは車体が回転する恐れがありますし、逆に曲がらない事も。
路面チェック
濡れている様に見えて凍っているブラックアイスバーンには注意です。特に雪が溶けた後の寒い日等は注意しましょう。余裕があるなら、誰にも迷惑にならない所で安全面に配慮してブレーキを踏んでみたりすると、どのくらいで滑るかが分かるので運転しやすくなりますよ。
急発進・急ブレーキ・急ハンドルは本来ただっ広い場所で試してみるのが車の挙動を理解出来るので雪道の運転がしやすくなるしお勧めしたい所なのですが、中々そうは行かないですよね(^_^;)間違っても公共の場でやらないで下さいね(汗)
急発進・急ブレーキ・急ハンドルは本来ただっ広い場所で試してみるのが車の挙動を理解出来るので雪道の運転がしやすくなるしお勧めしたい所なのですが、中々そうは行かないですよね(^_^;)間違っても公共の場でやらないで下さいね(汗)
カーブは手前で減速しておく
曲がりながら減速すると車が滑る恐れがあります。ブレーキを踏むと車が滑りますが、更に遠心力で外側に膨らんでしまったりしますので非常に危ないです。
真っ直ぐ走っていても油断しない
直線道路で真っ直ぐ走っていても、訳も無くスピンしたりする事があります。真っ直ぐだから大丈夫と油断は禁物です。
対向車に注意する
自分ばかりが気をつけていても、貰い事故という可能性もあります。いつ対向車が滑ってくるかもわかりませんので念頭においておきましょう。特に右カーブは対向車が曲がりきれずに突っ込んでくる可能性が高い為、警戒しましょう!
滑ったからといってあわててブレーキを踏まない
滑ったからとあわてて急ブレーキを踏むと余計に滑ります。滑った時は滑った方向と逆にハンドルを切る(カウンターを当てる)と元の方向に戻るんですが、車体の向きが戻る時にハンドルも戻さないと今度はまた逆の方向に滑るので難しいです。←タコるといいます(笑)
真っ直ぐで滑った時はABSに任せて後は祈るしかないです。ABSが付いていない車はタイヤがロックしないようにポンピングブレーキをするかロックしない絶妙な踏み加減でがんばります。余談ですが、ABS初めて利かせた時はガガガガッと壊れそうな音が鳴るのでビビリます。しかも中々止まりません。やはり車間距離と早めブレーキが大切です。
真っ直ぐで滑った時はABSに任せて後は祈るしかないです。ABSが付いていない車はタイヤがロックしないようにポンピングブレーキをするかロックしない絶妙な踏み加減でがんばります。余談ですが、ABS初めて利かせた時はガガガガッと壊れそうな音が鳴るのでビビリます。しかも中々止まりません。やはり車間距離と早めブレーキが大切です。
危険な場所
日陰
日陰は日向より温度が低い為、雪や氷が溶けにくいです。日陰に入ったとたんにツルッといってしまう事もよくあります。
橋の上
橋の上も雪や氷が溶けにくい所の一つです。
交差点
交差点は沢山の車が停車・発進する為、タイヤに削られて路面が均されテカテカになるので、他よりも滑りやすいです。右折しようと対向車を確認していざ発進しようとしたら、空転して発進できなかった、発進が遅れてしまったという事もあります。
何も無い場所
冬はたまに強い横風に見舞われます。木や建物など何も無いところは風を防ぐ物がないので結構煽られます。ハンドルはしっかり握っておきましょう。
冬道を運転するちょっとしたコツ
ここでは、雪道を走行する際に覚えておくといいちょっとしたコツを紹介します。
ちょっとした気遣いでより安全に走行を!
走行位置をちょっとずらす
皆が走っている所は削られていて滑ります。雪が無くなっているなら、みんなと同じ所を走った方がいいですが、ツルツルと滑る路面ではちょっと走行位置を路肩側か中央側にタイヤ1本分くらいずらして、あまり滑らないところを選んで走行しましょう。交差点で停車・発進する際にも有効ですよ♪
ライトの点灯
視界が悪い時は日中で明るい時でもライトを付けましょう。夜も、吹雪の際はついハイビームにしたくなりますが、雪にライトが反射してしまう為、ロービームの方が遠くまで見えます。
発進はゆっくり
滑って進まないからといってアクセルを踏んでしまうと、タイヤが空転するばかりで余計に進まなくなります。MT車ならセカンド~サード発進にしてみたり、AT車ならアクセルを踏まないクリープ現象を利用するのも手です。そろーりそろーり発進してみましょう。
坂道ではなるべく止まらない
FRは特に注意。坂道で止まってしまうと、路面状況に寄っては登れなくなってしまいます。坂を登った先に赤信号があった場合は、周りの目が気になれど坂の下で停車をした方が無難です。私もFRに乗ってた頃は何度も登れなくなった事があります。登れなくて立ち往生する方が恥ずかしい思いをしますので、恥を偲んで止まりましょう(笑)
四駆の場合は大抵登れますのでご心配なく♪
四駆の場合は大抵登れますのでご心配なく♪
轍の走行
轍が出来ている場合は、大抵は轍に沿って走ったほうが安定して走ることが出来ます。しかし、狭い道路だと4本ではなく3本の轍になることがよくありますが、この場合は対向車が来たら早めに轍から抜けて左に寄るようにしましょう。あまり深い轍だと抜けるのに苦労する事もあります。結構ハンドルを取られますので気をつけて!
まとめ
いかがでしたか?
スタッドレスタイヤは履いたからと言って滑らないわけではありません。普通に滑ります。ノーマルタイヤよりはマシという感じです。とはいっても、雪道でノーマルタイヤはタイヤを履いてないに等しいくらい役立たずなので、スタッドレスって凄いと思ったことはありますが(^_^;)
冬道に慣れている雪国の住民でもやはり降り始めはドキドキします。
雪になれない方々は雪道の走行には十分に注意して下さいね。
スポンサードリンク