乳児を飛行機に乗せても影響はない?乗り方や持ち物は何が必要?
旅行や帰省、出産の際の里帰り、急な用事など、飛行機は私たちの移動手段として欠かせないものになっていますよね。目的地まであっという間に運んでくれる飛行機は移動時間を短縮させるには持って来いの乗り物です。
経験のある方はご存知かもしれませんが、乳児や幼児などまだ小さい子を連れて移動をするには、移動時間を最短にしてあげることが、子供も親も疲れずに済みます。
しかし、上空を飛ぶという特性上、気圧の変化など、地上を移動するのとは違った心配事も増えてきますよね。今回は赤ちゃんを連れて飛行機に乗ることを考えた時にどんな影響があるのか。また、乗り方や必要な荷物、座席のアドバイスなどをしたいと思います。
乳児と飛行機に乗る際に気を付ける事とは何なのでしょう?
乳児を飛行機に乗せても影響はない?
乳児を飛行機に乗せるうえでまず最初に心配なのが「気圧の変化」ですよね。大人でも耳がキーンとなってしまい大変つらい思いをします。
まして、上手に耳抜きが出来ない赤ちゃんは相当辛いでしょう。
じゃあ、どうすればいいの?
実は簡単です。ミルク(おっぱい)や白湯を飲ませればよいのです。また、おしゃぶりも効果的です。
大人でも唾を飲み込むと治りますよね。
気圧が安定してしまえば耳鳴りも治まりますので、離着陸、特に着陸の間は哺乳瓶でミルクや白湯を与えたり、授乳うケープを使っておっぱいをあげることで症状を抑えることが出来ますよ!
また、赤ちゃんの耳は血管が太く短いため、航空性中耳炎にはなりにくいようです。
ただ、風邪とか鼻アレルギーなど鼻の調子が悪いときはこの限りじゃないようなので、飛行機に乗る前にお医者様に一度相談出来ると安心ですね。
飛行機への乳児との乗り方
どの航空会社も大抵はベビー専用のサービスやサポートを導入しています。
あまり居ないとは思いますが、実は飛行機は生後8日から乗る事が出来ます。
2歳までは、同伴者と同じ座席(膝の上)か、お子様用に座席を確保するか選ぶことが出来ます。チャイルドシートが必要になったりしますので、予約時にしっかり伝えましょう。座席の予約は早めに行い、その際に赤ちゃん連れであることを伝えると色々と案内してくれると思いますが主なサービスは次のようなものです。
- ベビーカー貸出サービス
- 事前改札サービス
- おむつ交換台の付いた化粧台設置
- ベビーベッド
- ベビーカー優先返却
出発空港にて
買い物のときに使うカートのようなものを貸してもらえます。
希望すれば先に機内に案内してもらうことが出来ます。
また、空港内には授乳スペースやベビーおむつ替えシートや設置してあるところが多いです。機内にも設置していることが多いかとは思いますが、とても狭いですので搭乗前におむつ替えなどは済ませておきましょう。
機内にて
機体によりない所もあります
台数、設置場所、重量制限あり
到着空港にて
ベビーカーを優先的に返却してくれます。しかし、到着空港でもベビーカーの貸出をしてくれますし、他の手荷物は通常通りの返却なので、あまり意味ないかも?
その他、機内では客室乗務員さんに声をかけると、荷物の上げ下ろしを手伝ってくれたり、ミルクと哺乳瓶を渡せばお湯を貰えたり、赤ちゃんが泣いてしまったときに席が空いていれば移動させてくれたりおもちゃや絵本を貸してくれたりと、何かとサービスしてくれます。
赤ちゃんが小さい内は寝てしまったりと手のかからない事も多いですが、やはり泣いてしまう場合もあります。赤ちゃんが泣いているのを聞いて「しょうがない」と思ってくれている方もいれば「うるさい」と不快に思っている方もいるのも事実です。前の席を蹴ってしまうこともあります。
もし赤ちゃんが泣いてしまった場合には、あやしたり席を外したりなど、周りへの配慮も忘れないようにしましょう。また、席につく際に周りの方へ一言挨拶をしておくとよいでしょう。
飛行機に乗るとき乳児の持ち物は何が必要?
飛行機に乗る場合、荷物は殆ど預けて機内に持ち込むのは貴重品と必要最低限の手荷物のみ!というのが普通ですよね。
では、乳児と乗る場合、必要最低限何が必要でしょうか?
分かりやすくリストにしてみました。
- 哺乳瓶、ミルク、おしゃぶり
- 授乳ケープ
- おむつ
- 着替え
- ベビー用お菓子・飲み物
- ビニール袋
- おもちゃ
離着陸の時の耳抜きに有効です。またぐずってしまった時にも役に立ちます。
ミルクでなく、おっぱいをあげているお母さんはあると便利です。私は授乳ケープを忘れて、機内でひざ掛けを貸してもらい代わりにしました。ちょっと使いづらかったですが助かりました。
必需品です。気持ち少し多めに。機内に準備してある事もあります。
2セットくらいあった方が安心です。漏れて服に付いちゃったり、吐き戻したり、何があるかわかりません。
食べさせやすくこぼれにくいものが良いです。
ごみやおむつ、汚れた服などを入れるのに重宝します。
普段使っているもので音の出ないものを用意するか、目新しいもので興味を引くのも良いでしょう。
まとめ
以上、乳児を飛行機に乗せても影響はないのか、乗り方や持ち物は何が必要かをご説明しました。事前に航空会社のHPにて、下調べをしっかりしましょう。
子供と出かける際には準備をしっかりとし、また、周りへの配慮も忘れずに楽しい時をお過ごしくださいね!