ヘルペス性歯肉口内炎の原因と症状とは?人にうつるの?
ヘルペス性歯肉口内炎ってご存じですか?うちは2歳の娘が去年罹ったのですが、何も食べられなくなってしんどい思いをしました。主に乳幼児がかかるとの事で、内容についてまとめたいと思います。
ヘルペス性歯肉口内炎の原因とは?
ヘルペス性歯肉口内炎はウイルスが原因のウイルス性口内炎です。単純ヘルペス(Ⅰ型)に初めて乳幼児が感染した際に発病します。この単純ヘルペス(Ⅰ型)は大人は全員が保有していますが、小さい内に感染するとヘルペス性口内炎を発症します。発症はお母さんに貰った移行抗体がなくなる正誤6ヶ月~3歳くらいまでで、たまに15歳くらいなど大きなお子さんにもみられます。
ヘルペス性歯肉口内炎はどんな症状がでる?
ヘルペス性歯肉口内炎はまず、急に39℃近くの高熱が出ます。その後3日間くらいは口内炎が出ていないため、病院に行っても風邪と言われることも多いです。注意をしてみると歯肉が赤く腫れいたりします。熱が下がった後は、舌・唇への口内炎や歯肉への発赤・腫脹が増えてきます。
娘の時はまず熱がでましたが、元気そうだしそんなに熱も上がりませんでした。38℃くらいだったかな?中には発熱しない子もいるそうですが。連れて行った小児科でも風邪との判断でした。しかし、その後普段はしない指しゃぶり…というか、手を口の中に入れていたんです。最初は何故か分かりませんでしたが、今思えば口の中が痛かったんですね。その後口内炎を見つけて受診したところ、ヘルペス性口内炎という事で診断、お薬を貰いました。
食べ物は全く受け付けませんでした。最初は食べていたゼリーや飲み物なんかも初日のみで、飲み物も牛乳くらいかな?でも水分を飲み込むだけでも痛かった様です。1週間くらい食べられず、痛いしお腹は空くしで機嫌も最悪でした。歯磨きも出来ないし、よだれもダラダラでます。口が涎臭くなって可哀想でした。
薬は飲み薬と一緒に口の中に塗る紫色の薬を貰ったのですが、これが嫌がる嫌がる。綿棒で塗るか、寝ている間に一滴垂らしてくださいと言われたので、垂らしてみた所、目を覚まして嫌がって泣くったら。後で舐めてみてわかりましたが、超苦い!!!これは大人でも辛いです。これから投薬するお母さんがこの記事を読んでいたならば、是非綿棒で少量ずつにしてあげて下さい。それでも苦いと思います(笑)
ヘルペス性歯肉口内炎はうつるの?
ヘルペス性口内炎はヘルペスウイルスを持つ人(家族、主に母親)から接触感染や飛沫感染で貰うとの事なのでうつります。とはいえ、大人にうつる事は滅多にないとドクターに言われました。(子供同士はうつりやすいです)
が!私はうつりました。うつったと思っています。歯茎や喉の奥に炎症がみられ、それこそ唾を飲むのも痛かったです。熱は出ませんでしたが、固形物を噛むなんで無理ですし水分を取るのも苦労しました。
その時は丁度2人目を妊娠していて抵抗力の弱っていた時期でしたので、そのせいで感染重症化たのかな?と思います。
医師にはこまめにうがいをするように言われ、イソジンでうがいをして娘の残りの紫の薬を塗布しました。口内炎には塩水のうがいが効くとか、蜂蜜の殺菌作用がいいとか聞いて試してみましたが気休めで、結局時間が解決してくれるのを待つしかありませんでした( ;∀;)
あ、ヘルペスには特効薬があります。発症してすぐに飲むと早く治りますので、もしヘルペス性口内炎が疑われる場合にはすぐに受診して下さいね!薬が飲めないと私の様に苦しみますよ~!
まとめ
以上、ヘルペス性歯肉口内炎はこんなものだ。という紹介をさせていただきました。小さいお子さんがいてまだ発症していないというお宅は注意して下さいね~!!なお、この病気の症状はヘルパンギーナにも似ています。きちんとお医者様の診断を受けるようにしましょう!