インフルエンザと風邪の違いや見分け方!併発する事もある?!

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インフルエンザと風邪の見分け方って知っていますか?風邪だと思ったけれどもしかして…ってことありますよね(^^;

早めに判断が付くに越したことはありませんよね。インフルと風邪との違いと見分け方を紹介します。

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インフルエンザと風邪の違い

風邪とインフルエンザは似ているようで実は結構な違いがあります。

風邪
風邪は一年を通して季節を問わず発症します。症状が出る場所は上気道といって鼻腔・副鼻腔・咽頭・扁桃・喉頭・器官など、鼻から喉にかけてです。主な症状は、微熱(37~38℃)が出て、くしゃみ・のどの痛み・鼻水・鼻づまりなどです。
風邪にはウイルス性と細菌性があり、ウイルスの種類は主にコロナウイルス・ライノウイルス・エコーウイルスなどがあります。
インフルエンザ
インフルエンザは季節性で主に冬季に流行します。全身に症状が現れ急激に症状が進行するのが特徴です。症状は38℃以上の高熱が出る事が多く咳・のどの痛み・鼻水・全身の倦怠感・関節痛・筋肉痛・頭痛などが現れます。インフルエンザウイルスが原因となります。インフルエンザはA型・B型・C型がありますが、私たちが一般的に言う季節性のインフルエンザはA型とB型です。C型は1年を通して感染しますが、ウイルスが変異しない為に1度罹ると2度目はありません。その為、流行する事もあまりありません。

インフルエンザは一応風邪の一種という事なので、症状が似ているのは納得ですが、一般的な風邪と違い症状が重く、高熱が出て一気に症状が悪化するのが特徴であり、一般的な風邪症候群の中に含まず「インフルエンザ」と区別しています。

インフルエンザと風邪の見分け方とは?

風邪だったら病院に行かないけれどインフルエンザだったら早めに病院に行かないと!と思いますよね。
インフルエンザの抗ウイルス薬は発症から48時間以内の投与となっているので、なるべく早めに行ってウイルスが体内で増殖するのを防ぎたいものです。

インフルエンザと風邪を見分けるには、症状の進行具合をみるのが良いでしょう。インフルエンザは本当に一気に悪化します。急に悪寒を感じるようになり高熱と関節痛などが出てきたらインフルエンザを疑った方が良いでしょう。

 
ただし、予防接種などをしている場合、そこまでの高熱が上がる事もなく、風邪のような軽い症状ですんでしまうこともあります。

おかしいな?と思ったら、速やかに医師の診断を仰ぐことをおすすめします。

特に周りに感染者が居る場合は早めの受診をおすすめしますよ!周りに居る事と、似た症状がある事を伝えると、インフルエンザの検査をしなくても、インフルエンザの抗ウイルス剤を処方してもらう事も出来ます。そうすると、インフルエンザだった場合は早く症状が治まりますし、風邪だった場合は特に何も変わりません。

インフルエンザの検査はあまり早くに受診するとインフルエンザであったとしても反応しない場合があるのが難点ですね。私も以前、職場で流行った時にインフルエンザに罹ったのですが、まずは猛烈な喉の痛みからでした。この時既に職場で流行していたので微熱でしたが受診するも反応は出ず。次の日の仕事中に一気に頭はフラフラするし、頭痛もあり、寒気はするしって事で再検査したところ、やはりインフルエンザとの事でした。

あの時は既にスタッフの半分がインフルエンザで休んでおり人手不足で大変でした。きっと、みんな自分が休むと穴が開くからという理由でちょっと無理した結果のほぼ全滅という結果になったんだと思います。

なので、あやしいと思ったら結果が陰性でも1日様子を見るつもりでお休みした方が無難かもしれませんね(-_-;)


インフルエンザと風邪は併発する???

インフルエンザと風邪は併発する事もあります。更に言ってしまえば、インフルエンザのA型とB型が併発する事もある様です。合併症って聞いた事ありますよね?インフルエンザや風邪のウイルスは一種類ではありません。とある種類のウイルスに感染して、抗体がそのウイルスと戦っている時に他のウイルスが侵入してくるとどうなるでしょう?熱が上がって体が弱ってる時に他のウイルスが入ってきたら、抗体がウイルスを防ぎきれなくなることが容易に想像出来ますよね。なので合併症は重症化しやすいとされています。

ちなみに、異なる複数の種類のウイルスに感染した場合、そのウイルスの遺伝子が混ざり合って変異する事があります。

新型インフルエンザもこのような理由から発生し、皆さん抗体を持っていない新しいウイルスの為に大流行したりするのですね。

まとめ

いかがでしたか?上にあげたのは代表的な例です。もしかしたらあなたの症状がこれに当てはまらなくてもインフルエンザという可能性はゼロではありません。あくまで参考程度に留めていただき、おかしいな?と思ったらなるべく専門医を受診して下さいね!

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