インフルエンザのa型とb型の違いとは?どっちが辛い?同時に罹る事も?!
インフルエンザにA型とB型があるのは皆さん知っていると思いますが、その違いってご存知ですか?
意外と症状や特徴などに違いがあるのですが、どちらが辛い症状が出やすいのか、同時に感染するなんて事もあるのかなどについて述べたいと思います(;´Д`)
インフルエンザのa型とb型の違いとは?
インフルエンザにはA型・B型・C型があります。C型ってあまり聞きませんよね!C型は流行しないから知名度が低いんです。
そのことも含めて、インフルエンザのABCの違いについて紹介しますね。
A型・B型・C型共通
インフルエンザABCがた共通の症状は以下の通りです。
- 急な体調の悪化
- 寒気や悪寒
- 熱
- 頭痛
- 咳
- くしゃみ
- 鼻水
インフルエンザの特徴は何といっても急激な体調の悪化ですね。何ともないかな?なんて思って出勤したら一気に具合が悪くなってきたなんてよくある話です(^^;
では、種類ごとの特徴を見て行ってみましょう。
インフルエンザA型の特徴
・関節痛・筋肉痛
・のどの痛み
・咳
毎年気温が下がり乾燥する時期に流行します。インフルエンザは高温多湿に弱いため、この時期の流行なんですね。
また、人以外に鳥や豚や馬にも感染します。一時期問題になった鳥インフルエンザもこのA型のウイルスです。
リレンザやタミフルと言った抗インフルエンザ薬で治療します。
インフルエンザB型の特徴
・胃痛
・腹痛
・下痢
熱はそこまで高く上がりません。たまに高熱になる方もいますが。B型はお腹に来るのが特徴です。
A型の流行が終わってきて少し暖かくなってきたころに流行しやすい傾向にあります。また、以前までは毎年流行というよりは、何年か毎に流行する傾向があったのですが、近年は毎年流行しています。
人から人にしか感染しません。A型と同じくリレンザやタミフルで治療します。
インフルエンザC型の特徴
・多量の鼻水
C型は熱もそんなに高くならず、鼻水が沢山出やすいです。普通の風邪と大差なかったりでインフルエンザと気づかない事もしばしばです。
1度罹ると抗体が出来て2度は罹らない為、流行する事はまずありません。1年を通して感染しますが、やはり冬場が多いです。
インフルエンザのA型とB型はどっちが辛い?
上での違いを確認していただけたあなたなら、もう答えは出ていますね(笑)
そうです。明らかにA型が重症化しやすいです。
A型の方が高熱が出ますし、ウイルス変異を起こしやすいのですが、薬やワクチンが効かなくなるくらい変異する事もあるんだそうです。その為、重症化や死亡の例も多いんですね。
年を明けたあたりから変異したウイルスが増えてくるそうで、年明けのインフルエンザA型は特に要注意です!
ただ、やはり個人差というものはあるので、中にはB型が辛かったという方もいますし、一概にA型だからB型よりも辛いと言い切る事はできませんので、その辺はご理解を(^^)
インフルエンザのA型B型に同時に罹る事はある??
結論から申し上げますと、AB同時に罹る事はあります。
ウイルスの型が違いますので、同時に罹る事はありえるんですね。ただ、滅多にいませんよ(^^)/
A型に罹った後にB型に罹った…とか、A型に2回罹る人もいます。ウイルスの型が違えば感染のリスクは十分にあります。なので、同時に感染するといった事も稀ではありますが事例があることは確かです。インフルエンザはただでさえしんどいので、同時になんて想像できませんね。でも、考え方によっては、何回も罹るよりだったら1回で済んで良かったのかも?
いずれにしても、感染しないに越したことはないので、予防と対策だけはしっかりとしておきましょうね(-_-;)
まとめ
いかがでしたか?インフルエンザの型の違いはご理解いただけましたでしょうか?インフルエンザは早めの対処が有効ですので、少しでも怪しい症状があったら専門医を受診して下さいね!