2016/05/29
保育園で流行る感染症の種類!登園基準や子供の症状のチェックの仕方
娘の通う保育園から、園でよく見られるという感染症への対応の仕方のお手紙がきました。とても分かりやすかったのでシェアします♪
園に寄って若干違うかとは思いますが、参考にしてみてくださいね(*^_^*)
保育園で流行る感染症の種類
保育園で主に流行る感染症は次の通りです。
過去に記事にしたことがあるものについてはリンクを貼りましたので、そちらも参考にしてみてくださいね♪
- インフルエンザ
- 百日咳
- 麻疹(はしか)
- 風疹(三日はしか)
- 流行性耳下線炎(おたふく)
- 水痘(みずぼうそう)
- 咽頭結膜炎(プール熱)
- 流行性角結膜炎(はやり目)
- ヘルパンギーナ
- 手足口病
- 溶連菌感染症
- ウイルス性胃腸炎(ノロ・ロタ・アデノ)
- 腸管出血性大腸菌感染症(O-157・O-26・O-111等)
- RSウイルス感染症
- マイコプラズマ肺炎
- 突発性発疹
- みずいぼ(伝染性軟属種)
- とびひ(伝染性濃か疹・皮膚化膿症)
- りんご病
- 結核
- その他
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保育園での感染症の症状と登園基準
※【】内は登園基準です。
- インフルエンザ
- 百日咳
- 麻疹(はしか)
- 風疹(三日はしか)
- 流行性耳下線炎(おたふく)
- 水痘(みずぼうそう)
- 咽頭結膜炎(プール熱)
- 流行性角結膜炎(はやり目)
- ヘルパンギーナ
- 手足口病
- 溶連菌感染症
- ウイルス性胃腸炎(ノロ・ロタ・アデノ)
- 腸管出血性大腸菌感染症(O-157・O-26・O-111等)
- RSウイルス感染症
- マイコプラズマ肺炎
- 突発性発疹
- みずいぼ(伝染性軟属種)
- とびひ(伝染性濃か疹・皮膚化膿症)
- りんご病
- 結核
突然の高熱が3~4日続く。そのほか、全身倦怠感・関節痛・頭痛・咽頭通・鼻汁・咳 。
【発症した後5日間を経過し、かつ解熱後3日を経過してから】
風邪の症状から始まる。次第に席が強くなり、1~2週間で特有な発作になる。夜間に咳が悪化。乳幼児は典型的な症状は見られず無呼吸発作からチアノーゼ、痙攣となることもある。
【特有の咳が消失し、全身状態がいいこと(抗菌薬を決められた期間服用する。7日間服用後は医師の指示に従う)】
38度の高熱・咳・鼻汁・結膜充血・目やに。熱がいったん下がってから再び高くなり発疹が広がる。発疹は赤みが強く少し盛り上がっている。
【解熱後3日を経過してから】
発熱・発疹・リンパ節が腫れる。発疹は顔面から頭部・身体・手足に広がり約3日で消える。
【発疹が消失してから】
発熱・片側ないし両側の唾液腺が腫れる。
【耳下線の腫れが発現してから5日を経過するまで】
発疹は身体・頭部・口腔内にも出現し、かゆみが強い。
【すべての発疹がかさぶたになってから】
39度前後の発熱・咽頭炎・結膜炎の症状
【主要症状が消失した後、2日を経過してから】
目の充血・目やに・耳前リンパ節の腫れ。
【感染力が非常に強いため、結膜炎の症状が消失してから】
突然の高熱が1~3日続く。咽頭痛・口腔内の水疱疹や潰瘍。咽頭痛がひどく食事や飲水が出来ないことがある。合併症として髄膜炎を起こすこともある。
【発熱や口の中の水疱・潰瘍の影響が無く、普通の食事が取れるようになってから】
水疱性の湿疹が口腔粘膜・手足に出る。口内炎がひどく食事が取れない事がある。
【発熱や口の中の水疱・潰瘍の影響が無く、普通の食事が取れるようになってから 】
突然の発熱・咽頭痛・嘔吐。発疹が出ることもある。
【抗菌薬を内服後、24~48時間経過してから】
吐き気・嘔吐・下痢(黄色より白色調であることが多い)・発熱。合併症として痙攣・肝炎・まれに脳症。
【嘔吐・下痢の症状が落ち着いて、目安として2日くらい経過後、普通の食事が取れるようになってから】
激しい腹痛・水様便・血便・軽度の発熱。合併症として脳症・溶血性尿毒症。
【症状が治まり、かつ、抗菌薬の治療が終わり、その後48じかんをあけて連続2回の検便によって菌陰性が確認されてから】
発熱・鼻汁・咳・喘鳴・呼吸困難。肺炎のため入院になることもある。
【重篤な呼吸器症状が消失し、全身状態が良いこと(呼吸器症状のある間は感染しやすい)】
乾性の咳が徐々に湿性となり次第に激しくなる。解熱後も3~4週間咳が持続する。
【抗菌薬を内服し、発熱や激しい咳が治まってから】
38度以上の高熱が3~4日続いた後、解熱とともに発疹が出現する。
【解熱し、機嫌がよく全身状態が良いこと】
1~3ミリの平球上丘疹が手足・身体に数個から数十個見られる。
【かき壊し傷から滲出液が出ているときはガーゼなどで覆うこと】
湿疹や虫刺されあと細菌感染を起こし、びらんや水疱を形成。かゆみを伴い触れると広がったりする。
【皮疹が乾燥しているか、ガーゼなどで覆える程度になってから】
風邪症状の後、頬が赤くなったり手足に網目状の紅斑がみられる。発疹が治っても直射日光や入浴により再発することがある。
【全身状態が良いこと】
咳・たん・発熱。治るまでおおむね2週間以上かかる。乳幼児では重症結核になることがある。
【感染の恐れがなくなってから(主治医がみとめるまで)】
子供の症状のチェックの仕方
子供の症状をみるポイントはこちら
登園を控えた方がいい場合
- 発熱
- 下痢
- 嘔吐
- 咳
- 発疹
・朝から37.5℃を超えた熱と共に元気がなく機嫌が悪い
・朝食、水分が取れていない
・24時間以内に解熱剤を使用している
・24時間以内に38℃以上の熱が出ていた
・24時間以内に2回以上の水様便がある
・食事や水分を取ると下痢がある
・下痢に伴い、いつもよりも体温が高め
・朝、排尿がない
・機嫌が悪く元気がない
・顔色が悪くぐったりしている
・24時間以内に2回以上の嘔吐がある
・食欲がなく水分も欲しがらない
・おう吐に伴い、いつもよりも体温が高め
・機嫌が悪く元気がない
・顔色が悪くぐったりしている
・夜間、しばしば咳の為に起きる
・ゼイゼイしたり呼吸困難がある
・37.5℃以上の熱を伴っている
・少し動いただけで咳がでる
・食欲がなく、朝食、水分が取れない
・元気がなく機嫌が悪い
・呼吸が早い
・発熱と共に発疹がある
・口内炎の為食事や水分が取れない
・今までになかった発疹が出て感染症が疑われ、医師より登園を控えるよう指示された
・とびひ
→顔などで患部を覆えない時
→痒みが強く手で掻いてしまう時
→浸出液が多く、他児へ感染の恐れがある時
至急!受診を必要とする場合
- 発熱
- 下痢
- 嘔吐
- 咳
- 発疹
・顔色が悪く苦しそうなとき
・意識がはっきりしない
・小鼻がピクピクして呼吸が早い
・不機嫌でぐったりしている
・痙攣があったとき
・元気がなくぐったりしている
・脱水症状と思われる時
・下痢の他に食欲がなく、発熱やおう吐、腹痛がある
・米のとぎ汁のような水様便や血液、粘液、黒っぽい便がある
・元気がなく機嫌、顔色が悪い
・吐き気が止まらない
・咳のともなわない嘔吐がある
・お腹を痛がる
・2回以上の嘔吐があり水を飲んでも吐く
・下痢もある
・咳があり眠れない
・少し動いただけでも咳がでる
・ゼイゼイ、ヒューヒュー音があり眠れない
・咳と共に嘔吐が数回ある
・食物摂取後に発疹が出てきた(アナフィラキシーショックも考えられるので至急受診!)
※症状の変化がありじゅしんを考えた方が良い時
・発疹が時間と共に増えた
・発熱と同時に発疹がでてきた
・発熱後に発疹が出てきた
・微熱と両頬にリンゴのような赤斑がある
まとめ
以上、娘が通うこども園での登園基準でした。
このように明確に提示してもらえると、親としても判断しやすいので助かります!
園に寄って多少基準は違うかもしれませんが、基本は同じだと思うので参考にしてみて下さい。目安ですので、子供さんが通っている園への確認もしっかりして下さいねm(__)m
また、子供に寄って個人差はあるので、医師の診断に従ってください。