2016/05/11

子供の結膜炎や発熱、もしかしてプール熱かも?診断基準と検査方法!

子供の結膜炎や発熱、喉の痛みなどの症状が現れた場合、もしかしてプール熱(咽頭結膜熱)かもしれません。症状をしっかり観察して適切な対処をしましょう。

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子供の結膜炎や熱症状で考えられる病気とは?

夏のこの時期に流行しやすく、症状が似ている病気として、手足口病ヘルパンギーナ咽頭結膜熱(プール熱)があります。いづれも7~8月に流行し、3大夏風邪と呼ばれます。

それぞれ少しずつ症状が違いますので、子供の症状をしっかり観察してみて下さい。

手足口病
手のひら・足の裏を中心に肘・膝・臀部に発疹がでます。この発疹に痛みは少なく5日程度で消えます。また、同様の水疱が口の中に数個出来ます。こちらは痛みを伴い、食欲低下やよだれなどの症状がみられます。発熱することは少なく、あっても微熱が1~2日程度で治まります。
ヘルパンギーナ
突然38~39℃の高熱が出て、3日ほどで治まります。喉の奥に水疱が数個みられ、痛みとよだれがみられます。喉の奥以外に頬の内側や舌、唇にも水疱が出来ている場合はヘルペスの可能性もありますので必ず受診するようにしましょう。
咽頭結膜熱(プール熱)
急に38~40℃の高熱が出て4~5日続き、喉の腫れや痛みが5~7日続きます。結膜炎の症状である充血・痛み・痒み・目ヤニを伴います。この他にも、咳や鼻水、下痢、琳派の腫れなど一般的な風邪の症状も伴います。

見分けるポイントは、熱があるかどうか・発疹がどこに出て痛みはあるのか・結膜炎の症状はあるかです。

プール熱の感染経路と原因

上記のような症状で結膜炎があれば、まずプール熱で間違いないと思います。プール熱はアデノウイルスに寄って引き起こされ、夏場にプールを介して感染する事が多い事からこの名前が付きました。正式名称は咽頭結膜熱といいます。

6月頃から流行り始め、7〜8月がピークです。しかしアデノウイルスは1年中活動しているので、冬に流行ることもあります。また、子供に限らず大人でもかかる事があります。潜伏期間は4~7日です。

感染経路は咳やくしゃみなどによる飛沫感染タオルの共有などによる接触感染塩素濃度の不十分なプールに入ることによる感染もあります。
アデノウイルスは感染力がとても強く、手指や飛沫を介して感染するので手洗い・うがい・消毒をしっかりすることが大切です。症状が治まった後も1ヶ月は菌が検出されますので油断は禁物です!


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プール熱の診断基準と検査内容

先ずは現在の症状を観察して、光熱や目の炎症、目やになどが確認されるとプール熱が疑われます。その後、通っている保育園・幼稚園・小学校・スイミングスクールなどでプール熱が流行していないかをを確認します。これらの状況を踏まえて病名を判断します。

症状や周りでの流行り具合でプール熱と診断されることもありますが、場合によっては迅速検査血液検査をして判断します。

迅速検査は喉の奥を綿棒でこすって、アデノウイルスが居ないかを確認する検査で30分くらいで結果が出ます。すぐに結果が出るため、大抵はこの方法で検査します。
血液検査は期間を開けて2回行う必要がある為、すぐに結果がわからないので通常は行いません。プール熱であった事を事後確認する際や、肺炎などの合併症が疑われるときなどはこちらの方法を使用することもあります。

まとめ

いかがでしたか?プール熱は学校伝染病第2種に定められており、感染すると感染拡大防止の為に出席停止処置があります。症状が疑われる場合は二次感染を予防するためにも、早目に医療機関を受診して下さいね!

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