喪中の身内の範囲はどこまで?別居は関係ある?年賀状を出したい!
喪中の範囲って迷いますよね。近い身内ならともかく、旦那の別居している祖母とか、微妙に遠いところになると喪に服したほうが良いのかどうか曖昧です。
不謹慎かもしれませんが、年賀状を出したいという気持ちってありますし、何処までの親族が喪中になるのかははっきりさせたい所です!
喪中の身内の範囲はどのくらい?
喪中となる身内の範囲は一般的には2親等までとされています。
父母・父母の再婚相手・子・子の配偶者
(配偶者の)
父母・連れ子
祖父母・祖父母の再婚相手・孫・孫の婚約者・兄弟姉妹・兄弟姉妹の配偶者
(配偶者の)
祖父母・兄弟姉妹・孫(連れ子の子)
ちょっとややこしいですよね(^_^;)
例えば、夫婦でも自分の兄弟姉妹の配偶者は2親等だけれど、配偶者の兄弟姉妹の配偶者は2親等に入らないんです。兄弟の嫁同士に姻族関係は無いって言うとわかりやすいですかね?
後は、自分の子供と配偶者の連れ子も自分から見たらどちらも1親等ですが、子供同士は姻族関係なしとされますし、自分と配偶者の親同士も姻族関係はありません。
おじ、おば、甥姪、曾祖母、ひ孫からは3親等となります。
なので、上記に当てはまらない人は3親等以上または姻族関係なしという事なので、自分が喪中かどうかを判断する際の参考にして下さいね。
喪中の範囲に別居・同居は関係ある?
上記で紹介した2親等以内に関しては、別居・同居関係なく喪中となります。なので冒頭で挙げた「別居している旦那の祖母」は2親等なので喪に服す事になります。
じゃあ、喪中に同居も別居も関係ないんだね!
・・・ちょっと待ってください!!!
確かに2親等以外は同居別居関係ありませんが、3親等以降はちょっと勝手が違います。
3親等からは一般的には喪中としませんが、同居している場合は喪中となることがあります。これは喪中を家単位で考えるからです。
また、同居していなかったとしても、とても近しくしていた場合などは本人の気持ち次第で喪に服す事も出来ます。
喪中だけど年賀状を出したい場合どうする?
年賀状、出したいですよね。特に普段あまり連絡を取ることが少ない友人なら、年に一回の挨拶くらいしたいと思うのも分かります。結婚・出産・引越しなどの報告を年賀状でと考えていた方もいるでしょう。また、仕事関係の方にもわざわざ欠礼のハガキを出すのもちょっと・・・と思う方も居るかもしれません。
中には遠方の旧友には知らないフリをして出してしまうという方もいらっしゃいます。
ですが、うわさって何処で広がるか分かりません(汗)相手は知らないだろうと出してしまって、実は向こうが知っていたら、常識を疑われてしまう事になりかねません。
それよりなら、喪中ハガキを出して、年賀状を出さないで「寒中見舞い」を1月8日以降に出す事をおすすめします。
仕事関係なら年賀状を個人名ではなく職場の名前で出し、担当○○といった感じで出すのが良いでしょう。
まとめ
いかがでしたか?宗教によって考え方が違う場合もありますし難しいですよね。実は亡くなった方との続柄に寄って喪中の期間も違うとされていたりもします。近年では1年と考える人が多いですけれどね。
なので、2親等以内の親族や同居の家族が亡くなった年は喪中と考えると良いでしょう。
家庭に寄って考え方が違う場合もありますので、身近な年配者にも一応確認してみてくださいね!
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