熱中症の症状は再発する?なりやすい人が再発防止するには?
地球温暖化の影響かここ数年は夏が暑く、熱中症という言葉もよく耳にするようになりました。
この熱中症ですが、実はなりやすい人となりにくい人が居るのは知っていましたか?熱中症に何度もかかる人は、もしかして体質が関係しているかも知れません。熱中症の再発と体質の関係を知って、出来ることから改善・予防していきましょう!
熱中症の症状は再発するの?
そもそも、熱中症は1度なってしまったらクセになる・また再発を繰り返すという話をよく聞きますが、本当に癖になってしまうのでしょうか?
実はこれ、クセになってしまう訳ではないようです。確かに、1度なってしまうと再発をしやすいというデータがありますし、癖になった!と言う意見も沢山あります。しかしこれは、一見すると癖になった様に思われますが、1度熱中症になった事が原因でまた発症する訳ではなく、熱中症になった原因が改善されていないことで熱中症を繰り返すといった方が正しいのです。
つまり、1度熱中症になった場合はその原因となる体質や生活習慣などを改善しない限り、また再発する可能性が高いと言えます。
熱中症になりやすい人はどんな人?
同じ時間、同じ場所、同じ行動をしていても、熱中症にかかる人とそうでない人がいますよね。熱中症になりやすい人となりにくい人の違いは一体なんなのでしょう?
実は、熱中症になりやすい体質の人がいるということが分かってきています。
それでは、熱中症になりやすい人とはどんな人ななのでしょうか?
- 男の人
- 産まれながらの遺伝
- 汗をかきにくい人
- 肥満の人
熱中症になる人の70%が男性、30%が女性だというデータがあります。これは男性の方が筋肉が多いことから体温が上昇しやすい為です。
遺伝的な理由で体温の上昇に弱い人がいる事が医学的に証明されています。理由を説明してしまうと専門用語か多く難しい話になってしまいますので省略しますが、この遺伝子は日本人の13.9〜21%の人が持っています。5人に1人居るか居ないかという所ですね。
普段から汗をかきにくい体質の人も体温調節が上手くできず、熱中症になりやすいとされています。体内の熱は汗が蒸発する気化熱によって下がるからです。
肥満の人は体内の熱の生産量が通常の人よりも多いのですが、脂肪壁が邪魔して熱を外に発散することが出来ないので体温が上昇しやすい傾向にあります。
熱中症の再発防止
上記のような事から、体質の面で熱中症の再発を防止・予防するには、
と言った事が言えます。
さすがに遺伝や性別は変えようがないので、該当すると思われる方は普通の人よりも気を使って熱中症対策をする必要があります。通常の熱中症予防対策についてはこちらの記事で紹介していますので参考にして下さいね!
まぁ、おわかりですよね?上に書いた事と逆のことをします。
冷房は程々に!運動をしたり、湯船に浸かる習慣を付け、なるべく汗をかくようにする。バランスの良い食生活を心掛け、早寝早起きをする!です。
とは言っても、中々難しいですよね(´-ω-`)
なので、これだけは↓
湯船にゆっくり浸かるのはおすすめです!リンパをマッサージしながら入ると更に効果的ですよ!汗をかくことで代謝も上がって痩せやすい体も作れますので、是非実践してください!
まとめ
いかがでしたか?体質改善、中々難しいかも知れませんが、出来ることから少しずつでも実践していってくださいね!