ヘルパンギーナの症状と経過 食事のおすすめと登園の目安
三大夏風邪の内の一つ、ヘルパンギーナは子供に多い病気で、高熱に喉や口の中の口内炎による激痛と辛い症状が多いです。出来ることならば未然に予防をしたい所ですが、もしかかってしまったなら!
どのような経過をたどるのでしょうか?また、痛みでつばも飲み込めない中、食事はどうしますか?周りに移さないためにも登園の目安なども気になりますね。
これらの疑問についてまとめましたので参考になれば幸いです(^^♪
ヘルパンギーナの症状と経過
- 突然38~40℃の高熱がでる。この時点では痛みなどはなし。3日~5日で熱は下がります。
- 熱が下がってくる頃に喉や歯茎の痛みを訴えます。口の中を確認すると、喉の奥や唇などに小さな水疱を確認する事ができるでしょう。
- 痛みにより飲食出来なくなります。最初は少しずつ食べられていたものも水疱が破れて潰瘍になるとともに飲食物がしみるので食べられなくなります。2~3日食べられなくても大丈夫ですが、水分だけは脱水症状を防止するために頑張って取らせましょう。飲めなくなったら点滴が必要になることもあります。また、痛みで唾を飲み込むことが出来ずによだれが増えます。
ヘルパンギーナの症状がある時の食事はどうする?
ヘルパンギーナで一番気を使うのが食事です。喉の痛みで唾を飲み込むことすら辛いはずですので、固形物は拷問でしょう。なるべく、刺激が少なく喉越しの良いものを与えます。
・すっぱくないもの
・辛くないもの
・熱くないもの
・のどごしの良いもの
基本的にはこれらになります。具体的にあげてみると、
おかゆ・パンを牛乳に浸したものなど、水分が多く飲み込みやすいものや、プリン・ゼリーなどの喉越しの良いものがおススメです。ゼリーは柑橘系のものなどは傷にしみますので注意しましょう。杏仁豆腐や牛乳寒天(みかんの入っていないもの)などが良いかもしれません。アイスクリームも子供は好きですから比較的食べてくれます。
あと、うちの娘は大好きなチョコレートは食べました。好きなものは、喉が痛くても食べようという気になるみたいです(^^♪
痛くてどうしても食べられない・飲めないという場合は手っ取り早く病院で点滴をしてもらうのも手です。回復も早いですよ!
ヘルパンギーナ後の登園はいつから可能?
登園はヘルパンギーナの症状(発熱・痛み)が治まって普通に食事が取れるようになってからにします。本来ならばウイルスが体内にいなくなる発症後1ヶ月くらいが理想ですが、仕事をしている親御さんはそうもいきませんので。
なので、本人や保育士さんの負担も考えて、食事が取れるようになってから!という訳です。
ウイルスは暫く体内に残っていますので、登園する際は他の方への感染を予防できるようにマスクをさせたり、きちんと手洗いうがいをさせる様に心がけましょう。
まとめ
いかがでしたか?ヘルパンギーナはワクチンがないので、とにかく症状が落ち着くまで耐えるしかありません。なるべくならば罹らないように日ごろから予防に努め、規則正しい生活で風邪を引きにくい身体を作ることが理想と言えます。
これが一番難しいのですけれどね(;^_^A
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