赤ちゃんの脱水症状のサイン 脱水時の対処法と飲み物

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赤ちゃんの脱水症状とはどんなもの?脱水症状とは体から必要な水分が失われた状態のことですが、自分で症状を訴えられない赤ちゃんの脱水を見分けるためのサインをまとめました。

いざという時、脱水かな?と思い当たったら確認してみてください。

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赤ちゃんの脱水症状の見分け方とサイン

赤ちゃんの脱水症状を見分けるには、普段の様子をしっかりと観察しておくことが大切です。いつもお世話をしているお母さんなら分かるかとは思いますが、脱水のサインは普段と比べてどうかを見付ける事が重要な鍵となります。

脱水初期症状のサイン

いつもよりも泣き声が弱弱しい気がする
いつもよりも肌がカサカサしている
唇や口の中が乾いてカサカサしている
いつもよりも涎が少ない
暑いのに、いつもよりも汗をかいていない
普段は便秘にならないのに便秘だ

すぐに受診が必要な脱水症状

大泉門が引っ込んでいる(低月齢の子)
オシッコの量が少ない・6時間以上出ていない
いつもよりも元気が無い・機嫌が悪い
目がくぼんだ感じになっている
泣いているのに涙が出ていない
手足が冷たく、脈が速く弱い
意識が朦朧とし、名前を読んでも反応しない

赤ちゃんに脱水症状のサインが見られたときの対処法

初期症状のサインが出ていても、必ずしも脱水症状とは限りません。あくまで、こういった症状が出やすいという一例です。初期症状のサインが出ていたら、ベビー用イオン飲料など、塩分を含む飲み物を与えます。与える量は授乳1回分くらいか、コップ1杯(約100ml)を目安にします。

嘔吐が原因の脱水症状の時は少量ずつ飲ませるようにしましょう。
 
 
重症な脱水症状のサインがあった場合は、すぐに医療機関を受診して下さい。診療受診時間外だったとしてもです。

意識が朦朧としている場合は救急車を呼びましょう。

赤ちゃんに脱水症状が見られた時の飲み物

普段の水分補給では母乳やミルク・湯冷まし・麦茶などで良いのですが、脱水症状や熱中症の時は塩分を含む飲み物を与えることが重要です。イオン飲料がベストですが、塩分を含む野菜スープでも大丈夫です。

イオン飲料は商品表示に合わせた月齢から飲ませても大丈夫ですが、基本的に普段の水分補給では必要ありません。塩分や糖分が含まれている飲み物は普段の水分補給には適していないとされている為です。

発熱時や脱水症状を起こした時は汗などにより体内の水分とともに塩分も出てしまいますので、その際には与えるようにしましょう。

同じ様に経口補水液も普段の水分補給には不要です。脱水や発熱時に医師の指示に従って与えるようにします。

大人用イオン飲料はベビー用と違い糖分が多いので赤ちゃんには飲ませないようにしましょう。薄めてもダメです。ただし、重度の熱中症・脱水症状で近くに適切な飲み物が無い緊急時などはやむを得ず与えることも出来ます。緊急事態では水分補給を優先させなきゃいけないからです。

まとめ

いかがでしたか?こちらの赤ちゃんの熱中症のサインも合わせて読んで、夏の暑さによる発症に備えてくださいね!

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