喪中に七五三のお祝いは神社の鳥居をくぐらなければしてもいい?!
喪中に祝い事をするのは良くないとよく聞きますが、七五三のお祝いもしてはいけないのでしょうか?
喪中の間は神社に入ってはいけないとも聞きますよね。鳥居をくぐらなければいいとも聞きます。
真相はどうなっているのか、まとめましたヽ(^o^)丿
喪中に七五三のお祝いをしてもいい?
結論から言うと喪中に七五三のお祝いをしても大丈夫です。
ただし、喪中にするのはかまいませんが、忌中はしないようにしましょう。
忌中を過ぎてしまえば七五三をお祝いする事はまったく問題ありません。それに、亡くなった方の気持ちを考えると、一緒にお祝いをしたかったと思ってくれていると思いませんか(*^_^*)?
ただ、中にはご親族でよく思わない方もいらっしゃるかも知れませんので、一応各々のお家に確認なされた方がいいですよ。
もし、数え年での七五三を予定しているのでしたら来年に延期するという事も出来ます。でも、来年何があるかは分かりません。
写真はやっぱり残したいと思いますよね?なので写真を撮っておいて、後日参拝をするようにしてもいいかもしれません。七五三は必ずしも11月15日前後と決まっているわけでもありませんので、日付をずらして参拝する事も出来ます。
通信祈祷といって、郵送で祈祷の申し込みが出来る神社もありますよ!初穂料を郵送すると祈祷してお札やお守りを送ってくれますので、お参りに行けない事が気になるようでしたらこちらを利用するのも手です。
神社によっては時期以外の祝詞を受け付けていないところもありますので、一応確認と予約をしてから行って下さいね!
神社での七五三 喪中でもいい理由
忌中はダメで喪中は七五三をやってもいいのはなんでだと思いますか?喪中と忌中の意味を知れば納得です!
喪中と忌中の違い
死者の出た家の穢れを他の家や祝いの場に持ち込まないように外出や神社への参拝を控えるんですね。本来は髭や髪も剃りません。(仕事などの身だしなみの関係から剃りますが・・・)
期間は大体49日の法要が終わる迄ですが、50日の所もあります。
喪中の期間は、本来は個人との続柄によって期間が違います。しかし、最近では一周忌(1年)とする事が一般的になっているように感じます。
また、喪中となる範囲は2親等までが一般的です。
(自分の配偶者・父母・子供・兄弟姉妹とその配偶者・祖父母・孫、配偶者の父母・兄弟姉妹とその配偶者・祖父母まで)
※曾祖父母や伯叔父母、甥姪は3親等
ただし、3親等でも同居していた場合には喪中と考えたほうがよいでしょう。
喪中の七五三は鳥居をくぐらなければ神社に参拝できる?!
「喪中は神社の鳥居をくぐってはいけない」とよく聞きます。
(上でも書いたたとおり、正しくは忌中なんですけれどね。)
じゃあ、鳥居をくぐらなければ参拝してもいいの?とか、喪中だから参拝は出来るけれど鳥居はくぐっちゃいけないの?とか疑問に思いますよね。
この「鳥居をくぐってはいけない」というのは、「神社に参拝してはいけない」という意味で使われているものであり、鳥居をくぐらなかったら参拝してもいいという事ではありません。
「この家の敷居はまたがせない」と似たような感覚ですね。敷居をまたがなかったら家に入ってもいいのか?的な(笑)
鳥居をくぐらずに参拝するのは、訪問先のお宅の玄関ではなく寝室の窓から侵入するような行為と同等です。
喪中でも忌中が過ぎれば鳥居をくぐって大丈夫ですので、むしろ鳥居はきちんとくぐって参拝しましょう!
まとめ
いかがでしたか?喪中でも忌中が過ぎれば七五三の参拝・祈祷は可能です。家族の意見も取り入れながら、参拝するかどうかを決めてくださいね!
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